escape実験区

グッド・バイ, ハロー, スロー・エモーション

境界のない世界で境界をなくした自分を視る

電車に乗ってたら、その日は周囲の色々な刺激に侵入される感じが強くて、目的地に着く前にヘトヘトになってしまった。


刺激を受けて疲れを感じると、自分と外界との境界がだんだんあやふやになるみたいで、より刺激を受け取りやすく、疲れやすくなっていく。悪循環だ。


くわえて、刺激に侵入されるだけじゃなく、自分自身も外界へと染み出していってしまう感覚があることにも気付いた。
たくさんの刺激に晒され消耗するにつれて、意識がだんだん外界へ染み出していって、そのまま同化してしまうような感覚。


「世界」というものに意識があるのなら、本当にそれと融け合うようなイメージ。
「世界と同化した」自分は世界の行く末を憂いて、電車内の座席でうずくまって涙ぐんでいた(?)。
そんな自分にはっと気付いたときはさすがに心の中で笑った。「いやいや、自分は世界の何なんだよw」って。ほんと何やってんだっていう。

 

疲れると、現実的に物事を考えるのも難しくなるみたい。地に足が付いてない感じ(それはいつものことかもしれないけど、、)。
心を繋ぎとめてる手綱をしっかり握ってないと、ふわふわと漂ってどこかに行ってしまう。


生まれ持った気質らしいからなくすのは難しいけれど、消耗して普段よりおかしくなってる自分に気付くだけでも全然違うし、楽になる。


疲れてると判断力も落ちて、しくじったなと思うこともあるんだけど、そんなときに自分はダメだって考えてしまうと余計しんどくなってしまう。
こういうときには「今日は判断力落ちてしくじるくらい頑張ったんだな」って考えるといい。


感情もついつい悪い方に引っ張られがちだけど、そういうときこそ自分のセカイに意識を向けて、「今度アレをしよう、次はコレをやってみよう」って具体的な行動を思い浮かべるようにすると、少しだけ元気が戻ってきたような気がした。

 


まとめ?


・刺激を受けすぎて疲れると、自分と外界との境界があやふやになる


・外界に侵入される感覚にくわえて、自分が染み出してる感覚もある


・そういう自分に気付けると楽になる


・こんなときこそ自分のセカイに意識を向けて、具体的な行動を想像すると落ち着けるっぽい